先日2回目のアメリカン・ユートピアを観てきたばっかりですが全く別物で比較するのもおかしいけれど、もしかしたらいまのいま求めていたのはこちらの方だったかも、と思えるほど良かった。わたしは無宗教だけれどわたしの中に都合の良い神が確かに存在していて信仰とはべつの信じる力・救いについて常日頃かんがえている。アレサ・フランクリンはもちろんのこと会場にいる全ての人が格好良くて登場から大興奮。しっかり極音だったのも最高。特にアレキサンダー・ハミルトンのセクシーな指揮にしびれた。観客もみんなイケイケでそれは年齢問わず信仰を以て強く生き抜いてきたかのような貫禄ある格好良さだ。これはライブに違いないがライブでは成し得ない礼拝だからうまれる音楽の力を体感できる。それはとんでもなくパワフルで包容力にあふれていて、怒涛の愛が宗教を超えて観るもの聴くものへ恵まれるようだった。わたしは確かに救われた。アメリカン・ユートピアではデトロイトのアートスクールverのEverbody's Coming To My Houseが一番響いたのが自分で納得。
