このレビューはネタバレを含みます
昨年見逃した作品の一つ。正直、吉岡里帆の出てるのでパッとした作品ない印象やったけどこれはすごい。見応えあり。
と言ってもまぁ韓国映画の焼き直し。見慣れない人からすると大火傷でしょうな。絶対に死んじゃいかん人が死にすぎです。
個人的には"冷たい熱帯魚"とかよりも人が嫌な死に方する感じ、相当エグいこの映画。
土嚢の下敷きになった死体、おまけに身体のどこかがエグられてるとは😱 立派にグロかった。
一方で犬が優秀、土嚢の死体発見も犬のおかげ。パルの優秀さは言うまでもなく。
警察も木村さん(田口トモロヲ)を筆頭に数名は協力的。これ韓国版なら全員ポンコツ無能警察ってパターンめちゃくちゃ有り得るな。
部屋の様子や逃走経路をナツメ(吉岡里帆)伝えるハルマくん(高杉真宙)もなかなか優秀では。「○時の方向!!」とかすぐ言えんよ、多分。
ほとんど笑わない吉岡里帆も良かった。"存在のない子供たち"みたいに笑った姿が印象に残るからアクセントになる。
本作で言うと冒頭とラストと写真撮られてると勘違いするところか?なんか救いがあって良いシーンに思えてくる。
盲目の人の感覚をソナーのように表現するのとても面白い、これは観ている側も分かりやすい("ダークナイト"感あるし)。
國村隼のカリスマ感、"コクソン"のせいかなんか怖さも感じるわけですが。
日本版が一番面白いとのことなので気が向いたら原作も観ることにする。