題名で、ヒトラーをおちょくりつつトンデモ
でアホなコメディ映画かな、なんて思ったら
意外にもシリアスな話しでした。
話しが進むにつれおや？おや？となるのです。
アホさは微塵もありません。
ヒトラーもビックフットも話しの添え物程度。
老いた元兵士の人生のお話です。
自分が国のためにしてきたことが果たして正し
かったのかと悩むところは伝説のナチハンター
らしからぬ感じです。愛する人を一途に思い続け
犬と暮らす彼はなんだか淋しげ。
そんな彼に未知の病原菌を持つビックフットを
殺すようFBIが頼みに来るのです。
なんでこのお爺ちゃんに？と思ったら何故だか
彼だけ病原菌に免疫があるとかで…。
弟とのやり取りや、時々挟まれる最愛の人との
思い出などがジンワリ良いです。
兎にも角にもカルヴァンのお陰で人々への危険が
回避されてきたわけです。それもヒッソリと…。
こういう影のヒーロー的な人大好きです。
