あちゃみ

幼い依頼人のあちゃみのネタバレレビュー・内容・結末

幼い依頼人(2019年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

泣いちゃった。
子役の子演技うますぎ。

主人公が根っからの正義の味方!じゃないのがよかった。
どこにでもいるめんどくさがりでいいかっこしいで、でも大切な存在のために頑張る、投影しやすいキャラだった。
あとふとっちょ金持ちの同級生めっちゃグッジョブ!!
継母が最後に(母が)居ないのに知るわけないでしょ。のセリフが切ない。

ロースクールを卒業しながらも就活がうまくいかないジョンヨプは姉の口利きで児童福祉施設で働くことに。就職できたことに喜ぶもできるだけ面倒なことはせず楽に行きたいと考える彼の元に親から虐待されたという姉弟がやってくる。
ダビンとミンジュンは生みの母の死後、父の再婚相手のジスクと生活しているが行儀や些細なことから虐待されていた。
教師や他の大人に助けを求めるも状況が改善されない中、なぜかジョンヨプに懐く姉弟。めんどくさがりながらもハンバーガー屋さんや動物園に連れて行き面倒をみていた。だが待遇面に不満がありジョンヨプは転職することに。子供たちの約束と面接が重なったため、お金とぬいぐるみを渡して機嫌をとる。
連絡先を教えてもらった彼らはまた会えると信じているがジョンヨプは面接がうまくいきソウルで働くことに。名刺がバレたダビンはまた継母から虐待され病院に運ばれる。一旦は断ったもののジョンヨプはお見舞いにいくとダビンを助けたいと思いながらも何もできずソウルへ。姉弟の虐待はひどくなり、あるとき継母はジョンヨプからもらった金を持っていたミンジュンを自分の財布から取ったと勘違いし殴る蹴るの暴行。ダビンにも弟をたたくよう指示しついに殺してしまう。
継母はダビンが弟を殺したと通報。担任から連絡をもらったジョンヨプはソウルからかけつけるもショックを受ける。今度こそ彼女を救おうとせっかく決まった就職先を蹴って裁判の準備をする。心を閉ざしたダビンだが同級生からの差し入れのなかのジョンヨプの音声を聞き、家を出ようとしたところ継母にみつかり激しい虐待を受ける。同級生から連絡をもらったジョンヨプは半ば無理矢理ダビンを助け姉の家へ。夜に父親と継母が怒鳴り込みにくるもダビンを渡さない。
裁判が始まるもダビンは継母を恐れて証言せずこのままでは弟殺しの冤罪になるというところで継母が処理して同級生が取り戻したぬいぐるみの録画機能に継母の暴行が写っており証拠に。
裁判で真実が認められたのだった。
あちゃみ

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