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ブラック・ウィドウの821のネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

おかえりマーベル🥺待ってました🥺冒頭、オープニングを見ただけでも胸熱でした。映画館で見られるMCU、心待ちにしていましたよ。

エンドゲームであの最期を遂げてしまったナターシャの過去が紐解かれる、ある種「オリジン・ストーリー」。シビル・ウォー直後の出来事が補完されることによって、アベンジャーズが家族だと言っていた彼女にもう一つの大切な家族が存在していたこと、そして彼女がエンドゲームであの決断を選択した背景が見えてきて、とても心が熱くなる作品でした。もうナターシャの姿を見るだけで涙が出そうになるのですよ。

本作ではスカーレット・ヨハンソンはもちろん、MCU初登場のフローレンス・ピューが本当に良い役を演じていました。私が「20201年見た映画の中で好きだった役ランキング」をするとすれば、間違いなく5本の指に入るレベル。クールな女アサシンになったかと思えば、子役時代が見せていた「あどけなさ」「甘えん坊」な妹の姿がちゃんと垣間見えてる。その匙加減が凄ぶる上手かったです。彼女にとってオハイオでの時間がそれだけ救いになっていたのか。それが言葉にならずとも伝わってきました。時折見せる(ブラック気味の)ユーモアの挟み方のセンスも抜群。フローレンス・ピュー、本当に上手かった。ポケットいっぱいのベスト最高。
ナターシャが再び家族を取り戻してゆく過程が本当に、目頭を熱くさせました。

ちょっと、父母の愛の描き方、父母の選択の背景が薄いな〜という気がしましたが、姉妹の絆の面では本当に最高。エンドクレジットでも今後のエレーナの関わりが示唆されていたので、活躍を期待しています。

あ、そうそう。ナターシャの子供時代演じた方が、ま・じ・でスカーレットヨハンソンすぎて驚きました。
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