イヌを“家族”って言う人の気持ちがわかった気がする。
『アイアンマン』から早13年。
もぅだいぶおじいちゃん犬だ。
ブラック・ウィドウは『アイアンマン2』から参戦している古参のメンバー。
MCUというシリーズ自体は勿論、ブラック・ウィドウももう家族と呼べるほどの長い歳月を共に過ごした。
だから今更ブラック・ウィドウについて語ることなんてあるのかな?と思っていたけど、それは大間違いだった。
過去の話であり、これからの話。
バラバラになった家族がまたひとつになる話。
『シビルウォー/キャプテン・アメリカ』でバラバラになったアベンジャーズが『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でアッセンブルするちょっと前の話。
フェーズ3が終わって散り散りになっていたMCUファン達に号令をかける話。
この空気感の中で観れてよかった。
この高揚感はリアルタイムで過ごしている“家族”だけの特権だと思うから。
そういえば。
最後、エレーナと共にいたイヌの名前は「ファニー」。
ナターシャの偽名の1つ。
ナターシャは死んでしまったけど、
これからはファニーがいる。
エレーナには、MCUファンには、家族がいる。
イヌを“家族”って言う人の気持ちがわかった気がする。