MCUが劇場に帰ってきた!!
それ故に、マーベルスタジオのテーマでもう感無量という有様でした。
肝心の内容はというとMCUが贈る正統派スパイアクション超大作で、面白かった!
有害な男性性の終わりを描き、女性の支配からの解放という『キャプテン・マーベル』に通底する女性ヒーロー映画になっていました。アベンジ度合いで言えば、『アベンジャーズ 』よりアベンジしてたのでは?
敵はMCU史上屈指のクソ野郎なのに、そこまで魅力はないのがリアルですね。
キャラクターで言えば、フローレンス・ピュー演じるエレーナがめちゃくちゃ魅力的で、早くも彼女の登場を期待しています。
一方で、タスクマスターに関しては、迫り来るシーンなどは『ノーカントリー 』のアントン・シガーを彷彿とさせる得体の知れない怖さがありましたが、もう少し奴の模倣アクションが観たかったですね。
レッドガーディアンも少し勿体無いなあと。
少し思う所はありますが、なにより映画ならではの絵作り演出が光る作品なので、映画館で観るのがおすすめです!
ブラック・ウィドウを魅力的なキャラクターに育て上げたスカーレット・ヨハンソンに、敬意と感謝を。