よう

ホイッスラーズ 誓いの口笛のようのレビュー・感想・評価

3.0
口笛(指笛)言語というのがあるんですね。

ダーク寄りの警官である主人公と麻薬組織が絡むクライム系の話。
それなりに端折った見せ方かつ時系列が行ったり来たりする構成なので、前半はなかなか全容がつかみづらい。
その割に口笛言語レッスンは丁寧に見せてるのがシュール。

口笛言語の要素を除くと、話そのものはよくあるやつだと感じた。
とはいえ、終盤誰が生き残ってどうなるのかっていう興味は持続するので、トータルでは楽しめる。
まあ、美人が出てきて結局ああなるのも都合がいい気はするけどね。カトリネル・メンギアはとてつもなく美人ではあった。

モーテルのオペラ曲の意味がわかってると味わい深いのかもしれないけど、わからなかった。
あのシーンはヒッチコックの『サイコ』オマージュかな。
映画館とか病院とか出てくる映画のシーンが、その後の展開とリンクしてるってことなのかな。
銃殺を見せずにああいうふうに描くのはいい。
よう

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