バムセ

ブリット=マリーの幸せなひとりだちのバムセのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

自立を目指す還暦過ぎの女性のお話。
まさか、まさかの涙を誘う佳作でした😂

仏頂面の潔癖症の女性が夫の浮気により、自立の為に始めた田舎町のユースセンターの管理人とジュニアサッカーチームの監督。慣れない田舎暮らしと、素人監督業の奮闘が楽しいです。コミカルに描くのではなく、粛々と描かれているのも好感が持てました。子供も自分の考えをしっかり持っていて、祖母くらいのブリット=マリーにも意見を述べ、大人も子供扱いにしないで対等に接します。

時折、仏頂面で潔癖症になる要因と思われる過去の悲劇がフラッシュバックされるのも、さり気なくて良かったです。

「1日、1日、ブリット=マリー」と言い聞かせながら、少しづつ前進し、最後は笑顔になるヒロインから、元気を貰えました😊

余談ですが、2005年のチャンピオンリーグの決勝のリヴァプール、劇中の子供達と同様、テレビ観戦していて鳥肌がたった事を思い出しました😆
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