カンパッチー

リトル・ジョーのカンパッチーのレビュー・感想・評価

リトル・ジョー(2019年製作の映画)
3.3
知っている人たちが見知らぬ存在のように変わっていくボディスナッチャー植物版みたいな美しき花の侵略者。
和楽器が不気味なぐらいミスマッチで合わないので、本当に日本人からすると恐怖です、初詣今年はできていないので初詣した気持ちを味わいました。

主演のアリス役のエミリーもきれいで頑張っていますがカンヌで賞をとれたことも??という感じで、はっきり言ってもう少しこの題材なら面白くできたんじゃないかなぁ、息子がリトルジョー(植物)に侵略されていってるのがわかってるんなら普通、まずは家のリトルジョーを処分するよね?そして、ハッピーにしてくれるというけど、人により幸せの度合いが違うのだから提示してほしい、何を基準に幸せを決めてんのかなぁ、、ラストを見る限り最終的に各々の欲望に素直になることが幸せってこと?悪くはないのに物足りないんですよね、ホラーというよりスリラー?ミュージカルがないリトルショップホラーズかな?

淡々としているので、本当に知らない間に侵略されていっているという気持ちは味わえましたし、リトルジョーや映像はどこか薄ら気味悪く美しいのはよかったです。