幼馴染のマティアスとマキシム。なりゆきで友達の妹の短編映画でキスシーンを演じる事になるが、これをきっかけに自分の思いに、また互いの気持ちに気付き始める。
この作品、何か妙にリアルでずっと胸がぎゅっとなるな。
家庭の事情や仕事の対比だとか、誰に愛情が注がれているとか、母親同士や友達との無邪気な喧騒だったり。でもその中で静かに2人の気持ちが揺れ動いていて、近くなったり遠くなったり。最初のソファの距離感と後半のソファの距離感とかね。
すごく丁寧に描かれた友情と恋愛の映画。それとね、男同士の関係に無駄な演出がなくて良いです。最近の映画はこういうところがしっかりしてて非常に好感。
最後のメルアドのシーンからのエンディングにかけては何とも言えない気持ちになった。君の名前で僕を呼んでも良かったけど、こちらも素敵な作品でした。
マカフィ見たことあるなと思ったら、ハリス・ディキンソンね。ブルックリンの片隅では良かったですよ☺️キングスマンも!