マーベル最新作にしてアベンジャーズ以来の大作。
封切り日に鑑賞。
個人的にはマ・ドンソクことドン・リーがマーベル作品に出てるだけでスコアは2億点くらいなのだが、それを差し引いても素晴らしかった。
エターナルズはそれぞれが偏りのある能力を有しており、それらが合わさることで最強のチームとなる。故に、アベンジャーズよりも結束感が強く、ファミリーのようであり、見ていて胸熱な感じになった。
それに加えてLGBTQを始めとした現代社会のテーマを積極的に取り入れており、それが全くノイズとならずストーリーに自然と盛り込まれていて、とても上手に描かれていたなぁと感心させられました。
それにしても『ブレードランナー』から脈々と受け継いでいるSFの根底にある、というかむしろ、メタ構造的に存在する「人間とは?」という問い。本作もそこが最大のテーマであり、とても考えさせられるものでした。
世界の歴史をなぞるように、その傍らには常にエターナルズの庇護があったのかと思うと夢は膨らむばかり。
控えめに言ってサイコゥ!サイコゥ!サイコゥ!でした。