おけい

扉の影に誰かいるのおけいのレビュー・感想・評価

扉の影に誰かいる(1970年製作の映画)
3.5
『狼の挽歌』と同様、チャールズブロンソンが実の妻ジルアイアランドを押し倒したり乱暴に扱うシーンが結構あり、この人達、絶対公の場で楽しんでるよね⁉️って疑ってしまう作品であった。

妻(ジルアイアランド)の不倫に悩む精神科医ローレンス(アンソニーパーキンス)は病院に運ばれてきた記憶喪失の男(チャールズブロンソン)を治療と偽り自宅に連れて帰り、妻の不倫相手を殺害させる為、記憶操作し始めるのだが…

それまで筋肉俳優だったチャールズブロンソンが新境地を開いたと言われてる作品であり、いつものアクションを抑えて謎めいた記憶喪失の男を好演しています。

作品の評価はそんなに高くないのもあり、ブロンソンの魅力が引き出されているか否か問われると微妙ではあるのですが、私はブロンソンの記憶喪失の男役は高く評価しています。

オドオドした感じや常に不安げに泳ぐ目、実際の記憶と植え付けられた記憶を混同し、途方に暮れる演技が秀逸。海を彷徨うラストは気の毒で可哀想な男にしか見えなかった…

ジルアイアランドがお風呂🛁のシーンで大きくて丸い眼鏡かけた姿がキュートだったので、年末自宅用メガネを新調した際、ついそんな眼鏡を選んでしまった🤓
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