DelayMan

カセットテープ・ダイアリーズのDelayManのレビュー・感想・評価

2.5
予告観て楽しみにしていたが、観終わって期待していたのとちょっと違ったなという感想だった

実話が元になってるらしく、音楽的な要素というよりは人種差別や宗教的・政治的な部分や親子関係などをメインに描いている内容
いきなり歌い出したり踊り出したりするミュージカル的要素も結構入っており、いろいろ詰め込みすぎているように感じた
物語の内容自体は薄く感じてしまった

音楽を聴いて人生が変わるような体験だったり、この曲は自分のことを歌っているのではないかという感覚はすごく共感できた
英語歌詞はやっぱり普段内容を分からずに聴いているが、理解できたら聴き方もかなり変わってくるんだろうなとも思った

主人公のお父さんがかなりのクズキャラすぎてお母さんや妹がすごくいい人なのにそれをかき消すクズさだった
死ぬほど楽しみにしていたライブのチケットをビリビリに破られたら自分なら絶対に許せない

80's風なルックスは完璧だったが、ヒロインの政治色が強すぎてキャラに魅了を感じなかったのも残念だった
主人公にブルーススプリングスティーンを教え聖地巡礼をした友人は唯一魅力的なキャラだった
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