ともぞう

Winnyのともぞうのネタバレレビュー・内容・結末

Winny(2023年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ファイル共有ソフト「Winny」の開発者である金子勇さんの実話ベースの映画。無邪気な技術者が良いアイデアを思い付き、ソフトを作ったら悪用されて逮捕される。警察が恣意的に犯人を作り上げることに怒りが湧く。最終的には最高裁で無罪を勝ち取ることができたが、金子さんは42才の若さで心筋梗塞で亡くなる。天才を潰す日本の残念さが悲しい。

〈あらすじ〉
2002年、開発者・金子勇(東出昌大)は、簡単にファイルを共有できる革新的なソフト“Winny”を開発し、試用版を“2ちゃんねる”に公開する。彗星のごとく現れた“Winny”は、本人同士が直接データのやりとりができるシステムで、瞬く間にシェアを伸ばしていく。しかし、その裏で大量の映画やゲーム、音楽などが違法にアップロードされ、ダウンロードする若者も続出したことから、次第に社会問題化していく。違法コピーした者たちが次々と逮捕される中、開発者の金子も著作権法違反幇助の容疑で、2004年に逮捕されてしまう。サイバー犯罪に詳しい弁護士・壇俊光(三浦貴大)は、“開発者が逮捕されたら弁護します”と語っていた矢先、金子逮捕の報道を受けて急遽、弁護を引き受けることになり、弁護団を結成。金子と共に裁判で警察の逮捕の不当性を主張するが、第一審は有罪判決を下す。ところが運命の糸が交差し、世界を揺るがす事件へと発展していく…。

金子勇
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E5%AD%90%E5%8B%87_(%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%BC)
ともぞう

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