空海花

だれもが愛しいチャンピオンの空海花のレビュー・感想・評価

4.0
これは良かった。
観たかったやつ、やっと観られました。

知的障害者のバスケットボールチーム。
もう最初は何も伝わらずハチャメチャ。
スペイン語?の早口感が気持ちよい!
全然言葉はわからないけれど(笑)
話自体はベタに進んでいくが
テンポよく入る音楽がすごく楽しくて
ウキウキしながら観ていられる。

コーチ夫婦の問題とか
コーチの苦手なこととか
親子関係とか
物語通して、丁寧に描かれている。

中でも素晴らしいのは台詞。
キラキラ輝く言葉が沁みる。

「サブ」のくだりとか
「父親は…」のくだりとか
ハグのところも良かったなぁ…

コーチも、チームのメンバーも
理解のある奥さんの素敵さを助けに
みんながチームだ!
マルコがだんだん変わっていく様が良かったし
この俳優さん好きになりました。

この邦題もストレートで良い。
よく「だれもが愛しい」を付けた!
ほんとそう


2020劇場鑑賞31本目
空海花

空海花