人生は送りバント
「でも」「だって」「しょうがない」
数ある現実にぶち当たってこの言葉を発するなんて大人になればなるほど経験する。妥協と共に歳を重ねてしまう。いつからだろう、私は才能の扉を開くことが出来ないなんて気付いたのは。
私も学生時代に母校が甲子園に行けたことがある。その時はバスで移動してホテルを取って全校で応援だった。でも、だって、しょうがない、なんて言ってた私は何らかの理由を付けてその場に行くことはなかったんだけど。
行けばよかったなあ、なんてかなり月日が経ってから気付いた。こんな後悔なんてするもんじゃない。17〜18の間に気付くことができるなら尚更だ。諦めることなんて歳とってからいくらでも出来る。
勉強に、部活に、恋愛。
大切なことは大きくなる前に進研ゼミがしっかり教えてくれていた。なにかに一生懸命になることってそんな悪いことじゃない。しょうがないなんて、思ってる時間がもったいない。
かっとばせーーー！！！矢野〜〜〜！！！！
目黒シネマで上映前から流れていた応援歌に、すっかりバッターボックスに立っていた自分がいた。よし、がんばるか。
