"私お人形じゃないよ"
都合の良い時だけ訪れてくる勝手な山崎賢人に、松岡茉優が呟く。
"私家政婦じゃないよ"
家族にそう言ったら気持ち良いかな?それとも後悔するかな?
特に話したいわけでもないのに、あ〜だこ〜だ話しかけたり、面白くもないのに笑ってみたり。ちょっとおだてて、気持ちよくさせてみたり。何で私気を使ってるの?家族なのに。心が疲弊する。
感謝の言葉や態度だけで報われる、単純な家政婦なのになぁ🥺
松岡茉優の笑顔が切なくて痛い。愛してるから尽くしちゃう。相手は図に乗って益々横柄になる。やってもらう事が当たり前になる。
いつもはさわやかな山崎賢人が、髪の毛ボサボサの自意識過剰な演劇青年。これがなかなかしっくりきてる。いるよな、こ〜ゆ〜タイプの男。
終盤いつものさわやかな彼が頭をもたげてきて、あれあれ普通になってきた?ずっとクズ男のままでも良かったんじゃない?
ちょっと"愛がなんだ"を思い出す。自転車に二人乗りして、山崎賢人が饒舌になるシーンが好き🚲
愛してるから独占したくて…でもうまく表現出来なくて…芸術家気取りで、ディズニーランドやクリントイーストウッドに嫉妬するのはやめましょう😅
なるほどラストはこう来たか!まさに"劇場"だよね。恋愛してる時には気付かない事が結構あるよね。だから恋愛はいっぱいしなきゃ❣️
行定勲監督は"窮鼠はチーズの夢を見る"がもうすぐ公開…地味に楽しみにしてるんだよなぁ🐭ハードル上がっちゃいそうです💕