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Mank/マンクのあのレビュー・感想・評価

Mank/マンク(2020年製作の映画)
3.5
面白いけど 予習が必要すぎて自分には難しく感じた (だから低評価というのもなんなのという感じだがすみません

『市民ケーン』はもちろん むしろそれよりオーソン・ウェルズ周りの当時のハリウッドの人物をあらかじめ頭に入れておかないとかなり難易度が高いと思う
これ予習せず内容理解できた人いるの??
ハリウッドオタクくらいしかいないのでは??アメリカ人ならわかるのかな
ファーストネームで呼ばれたり苗字で呼ばれたりするしゲースロかよ!みたいな
タイウィン出てるし!!!(タイウィン良い役だった ナイスキャスティング

頭悪いから途中まで観て人が出てきすぎてなんのこっちゃわからんくなりギブアップした そしてもう一度戻してネットで検索した相関図片手に最初から観直してやっとわかった感じ

ハリウッドと政治の闇を『市民ケーン』風に撮っていくのはとても面白かったし(いまも変わっていない状況もあるよな〜と) 職場の廊下をボスが挨拶しながら通り過ぎていき周りの人達が声をかけていく、噴水や公園で男女が話すなど40〜50sハリウッド映画のお決まり演出をバリバリ取り込んでいるのは楽しくて後半に行くにつれて面白くなっていった
そこまでは良かった!が!!
最後の最後にフィンチャーのあざとさが鼻につく感じで興醒めした
アカデミー賞狙いすぎてて1周周って皮肉や楽しさを狙ったのだろうが普通に1歩引いて観てしまったな...露骨すぎる
各スタジオを実名で出すなどしているのでネトフリだからこそ自由に作れた映画なんだろうしハリウッドの人達がいかにも好きそうな作品

ものすごく楽しみにしていた分残念だったけど脚本はすごく良かったし 女優陣がみんなかわいかった
あ