「愛妻物語」ってタイトルなんだけど、その前に「喜劇」と付いてるのがポイント! 最初から最後まで、ずーっと夫婦漫才を聞かされているみたい。
私はどうしても妻の立場で、この映画を見てしまったが、「わかる、わかる〜」の共感の嵐だった。年収50万の売れないシナリオライターの夫ーーとまではいかずとも、この映画のように夫に対し不満を抱える妻は、世の中に多いだろう。
映画の中で、何度も妻は夫にブチギレるし呆れるし絶望するけれど、それでも別れないのは、やっぱり喜劇としか言いようがない。そして、そのことにも私は身に覚えがありすぎるから、世の中きっと喜劇な夫婦ばっかりなんだろうなあ。
妻役の水川あさみの、たまに見せる笑顔がたまらなく可愛く、見ているこちらも安心させられて……。不平不満があったとしても不機嫌を顔に出さず、笑顔で生活するのが一番だと反省させられた。難しいけどね。……しゃーない、ガンバロ。
あと、あんなアホみたいなBGMある?
耳から離れないんだけど(笑)