とにかくヴェノムとエディがイチャつきすぎ。彼らの紆余曲折は、完全にカップルのそれなのよ。仲直りするの分かりきってるのに（そうしないと話が進まないからね）、アンを介してまで延々とイチャイチャ。お互いに「相手＝自分」なのに、混乱しないでよくちゃんと揉めてられるなと感心もしちゃう。どちらにしろこんな痴話喧嘩は、犬どころかニワトリ達も食わないよ。
そんな「俺たち」が「残虐な庇護者」となり、またしても平和を守るためにいつの間にやら大暴れすることになるお話。
だけど本格的な戦闘モードに入るまでがちと長くないかい。もう少し早めの段階で軽めでもいいから何らかのバトルがもう一場面でもあれば、アクション映画としての面白みがもっと増すんじゃないかな。
その分もあってか、満を持しての教会でのシーンは、息もつかせぬ怒涛の展開でかっこよくて怖くて面白い！ついでに「父親も神父もfather」ってネタも単純なんだけど、こんな見せ場なシーンでなぜにってのもあって笑っちゃう。
そしてアンがめちゃくちゃ頼もしいし、ダンがこの上なくお人好しで彼の幸せを祈りたくなるほどよ。ただ、刑事は？何？どうなったの？よく分からなかったんだけど、私が何か見逃しただけかな？
まあなんだかんだ言って、一番エモいのは最後の最後にあの世界と繋がるくだりで、他にもそういう人きっと多いはず〜。あの作品で気になってたあのシーンと、こうやって結びつくってわけね！映画館で観てたら「ぬおおおお」ってなるやつだね！
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