しゃにむ

禁断の惑星のしゃにむのレビュー・感想・評価

禁断の惑星(1956年製作の映画)
2.9
ロボとロマン。
この作品はかれこれ60年ほど前の作品だとか。スターウォーズもエイリアンもまだ製作されていない時代の作品という事実を踏まえると驚異のクオリティです。光線銃がビューン。転送装置でシュイーン。レトロなマシーンがたくさん出てきてニヤニヤ。中でも注文すべきは高性能ロボットのロビーですね。パッケージに描かれてる典型的なロボット。ブリキのロボットとか古いロボット好きにはたまらないデザインです。マザーというゲームに出てきたスクラップロボという敵に似てる。確かトゥモローランドの骨董品店に似たようなロボットがいたような。料理から何までお茶の子さいさい。どら焼きを貪り食うだけのあの青だぬき型ロボットより有能です。見かけは意外にデカくてまるで人が入ってるみたいだ(純粋)。デカイ図体を揺らしながらよちよち歩くロビーが可愛い。ロビーを見るだけでもまぁ一見の価値はあり? ストーリーは意外にシリアスなもので高度な文明を築き上げた異星人達が何故滅亡したのかという謎に迫るストーリーです。文明が進歩しても野蛮な本質を消しされずに滅ぶ異星人の姿は人間にも重なりある種の警鐘的な作品なのかもしれない。真面目に見るのもいいけど少し退屈かなーという印象。男は黙ってロボにロマンです。これぞ男のロマン!…かな。
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