ともぞう

悲しみより、もっと悲しい物語のともぞうのレビュー・感想・評価

3.0
自分が恋愛体質のないおっさんだから、全く心を揺さぶられず。お互い好きなら、死ぬまで仲良くしたら良いやん。死ぬことを知ってるなら、伝えたら良いやん。なぜ、わざわざ歯医者カップルをズタボロに傷つけないといけないのか分からない。真面目な歯医者が可哀想。いろいろ腹が立って、泣くどころじゃなかった(笑)

〈あらすじ〉
新曲のレコーディングに不満を抱く歌姫A-Linは帰宅中、車の運転手が聴かせてくれた未発表曲『ある悲しみ』に心奪われる。歌っていたのは、音楽プロデューサー“K”ことチャン・チォカイ(リウ・イーハオ)。作詞は“クリーム”ことソン・ユェンユェン(アイビー・チェン)。運転手の紹介で当時の2人を知るパン(ハー・ハオチェン)に会いに行ったA-Linは、この曲に秘められた“ある物語”を知る。母に捨てられ、父を病気で亡くしたKは高校一年生の時、同じ高校に通うクリームと出会い、恋に落ちる。Kと同じように交通事故で家族を亡くしたクリーム。やがて2人は、身を寄せ合うように一緒に暮らし始める。大学を卒業すると、音楽プロデューサーの道に進むKと、作詞家として活動を始めるクリーム。2人はかけがえのないパートナーとして時を重ねていた。だが、その関係は何年経っても友だち以上恋人未満のまま。決して一線を越えることはなかった。クリームを愛するKだったが、実は亡き父と同じ白血病に侵され、余命わずかだったのだ。それでも、クリームに病気のことを隠し続けるK。彼にとって大事なのは、自分の想いを伝えることではなく、自分がこの世から消えても彼女を幸せにすることだったからだ。そんなある日、クリームから結婚を迫られたKはそれを断り、“家族思いで健康な男と結婚してほしい”と告げる。するとクリームは、パーティーで知り合った歯科医のヤン・ヨウシェン(ブライアン・チャン)にアプローチを開始。それを知ったKは、密かにクリームとヤンの交際を支援する。レコード会社社長ジーゴー(ダーチン)の手を借り、ヤンの婚約者の写真家シンディ(アニー・チェン)に自分の状況を打ち明け、協力を求めたのだ。Kの残された最期の日々を自分が撮影することを条件に、ヤンとの別れを承諾するシンディ。やがて、クリームとヤンの結婚が決まり、結婚式当日を迎えるが…。
ともぞう

ともぞう