3連休に入るし、まずは気分よくコメディでいこうと思い本作を選択。
と思ったら、笑い飛ばしてもいられない設定で、しんみりしたり、目頭が熱くなったりで感情がブレてしまった…
誰だってなりたくって難病になってるわけではないし、どんなに自分が頑張っても、克服するには周りの人たちの支援は必要だし、時には運に左右されることもある。助かる人もいれば、残念ながらそうならない人もいる。
災害救助で無理したことが原因で後遺症を患い人が変わってしまうなんて、起こって欲しくないこと。本来はとても無邪気に笑い飛ばせるものではない。
それでももし何らかの病気や後遺症に苦しんでいる方或いはその周囲にいる方が、本作を見て少しでも元気になったり希望を見出せるのならば、映画として世に出した意義はあると思うし、敢えてコメディにした事で陰気にならずにその目的を果たしやすくしているのかもしれない。
「情けは人の為ならず」とよく言われるが、色んな人の違いを個性として受け入れて、もし困っているならば手を差し出して助けてあげる。それはいつか自分に返ってくるのだから。
そんな社会になれば素晴らしい。