彦次郎

マトリックス レザレクションズの彦次郎のレビュー・感想・評価

3.2
仮想現実に生きる男が真実を知り愛する人を救おうとするSFアクション。18年の歳月を経て作られたシリーズ第4作目。
ジョン・ウィックにしか見えない髭面ネオが別人と化したスミスの元で働き別人と化したモーフィアスと邂逅する展開はさておき理解不能な用語と世界観は相変わらずです。機械と妥協したという前作からの流れは分かりますが今ココで闘う緊迫感が欠如していたようにも感じました。
アクションが目を惹くシリーズですが世界の成り立ちとか独自の解釈で世を斬る社会批判の面が色強いと勝手に思っていました。しかしファンの方には怒られそうですが1作目で感じた先鋭性は今作には感じません。乱暴な意見ですがコレなら敢えてネオもトリニティーも別俳優にした方がスッキリしたのではと愚考した次第です。
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