ぬまつ

街の上でのぬまつのレビュー・感想・評価

街の上で(2019年製作の映画)
3.2
ラスト1秒の大逆転劇。

今泉さんの映画は初見です。

オープニングからの3連続恋愛トークが個人的にはけっこうな破綻具合で、やべぇなこの映画、と思ってしまいました。マイナス方向にね。

中でも警官がキモかった。警官じゃないもっとしょぼい職種的なものだったらいいのに、警官にしたことによってキモかった。
だから終盤の再登場も個人的にはただキモいだけだった。

でみなさんは、女性陣の中では誰派なんですか?というか、あの人以外に誰がいる?めっちゃ好きだったわ。なにあの童貞妄想シチュエーション。俺だったらどうしていただろう。どこまで近づけただろう、いや近づきすぎて嫌われただろうか。とりあえず間違いなくお茶でなくお酒を選んで持ち込もうとするであろう自分に恥ずかしくなりました。

でも正直、結婚、ってなるとちょっと考えちゃう。だって、名前ちょっと嫌だ。どういう意味?なんか電車みたいな名前。
電車って言いたかっただけ。

彼女への感情移入が激しすぎたから、ちょっと終わり方は、う〜んってなったよね。
だってもう一人のほうの魅力が全然わからないんだもん。ただちょっとなんか綺麗なだけ。

でも最初に言ったけど、ラスト1秒の大どんでん返し感が凄まじかった。こんな一瞬で人の印象って変わっちゃうのかって、ちょっと興奮しましたね。

…でもちょっと誇張した。逆転は言い過ぎた。それでもやっぱり電車ちゃんが好き。

でもなんだかんだ、地味に一番キュンとしちゃったのは、間違えたあとに握手してくれた監督ちゃん。


potential:助演女優賞(中田青渚)、エンディング賞(2部門)
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