子供の頃から発明好きなフリント。
人から何と言われようと 科学の道を突き進む彼が発明したものが
とてもユニーク。
空から様々な食べ物を降らす「食べ物複製機」。
「曇り 時々 ○○」のようにね。
チーズバーガーやらステーキやら
アイスクリームが降ってきた時は 街中がアイスだらけで
お菓子の国のようで素敵！
ペロペロ舐めて ソリで滑ったりと
子供たちにとっては 天国！
降ってきた食べ物は当然食べきれるわけではなく
フードロスとして山のように積み重ねられてゆく。
これは実際の世の中もそうである事から
やんわりと突いていますね。
分子で変異させた食品が やがて巨大化してゆく様なども
遺伝子組み換えなど 聞いた事がある風景。
空から落ちてくる巨大化した食べ物は
それはもう凶器だ！
ハリケーンがパスタなんて発想は面白く
ゼリーのお城も ぷるんぷるんで楽しそう♪
ヒューマンドラマもあり
奢りでいい気になってしまった事を反省する者
本当の自分を押さえて 違う自分を演じている者が
人と関わる事で己に気づいていく。
暴走してしまったマシーンを止めるために
仲違いしていた者が協力して
自分と街を取り戻していく。
欲にまみれた市長は戻ってこなかったけど···
空から降ってきた最初の食べ物がチーズバーガーなのだけど
「ザ·メニュー」といい あちらではチーズバーガーは特別なのかしら？
ほんの少しの登場だったけど
何があっても 息子の夢を応援する母親が素敵でした。
