fishmutton

グリーン・ナイトのfishmuttonのネタバレレビュー・内容・結末

グリーン・ナイト(2021年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

私にはかったるかった。もったりしてる。

一人の怠惰な青年(王の甥)が、騎士になるまでの物語。

映像は幻想的なのかもしれんが、自宅鑑賞するには画面が暗かった。あときっと暗喩がいっぱいあるんだろうけど、私にはわからなかった。注意力/思考力散漫になって、考えることを放棄して眺めてたら眠かった。

青年は緑の騎士と決闘し、首を斬る。1年後、同じ傷を受けてもらうという緑の騎士との約束を守るため、青年は旅立つ。賊に襲われたり、精霊の首取り戻してあげたり、狐が仲間になったり、世話になった男の家に恋人と瓜二つの女がいて誘惑されたりする。ついに緑の騎士と対面するが、青年は死を怖れて怯える。その刹那、逃げ帰る自分を夢想する。常に自分が傷つけられることを怖れ、お守りの腰帯に縋る日々。王位につくも、恋人との愛を壊し彼女は去る。王妃との間に出来た息子は戦死。落城を前に皆は去り、ひとりになる。絶望。首が落ちる。自分の意志で死と対峙し、運命を受け入れた青年を緑の騎士は認める。帰郷。

先代の王も似たような試練を受けたんかなと思ったら、王はアーサー王だったんだね。知らんかった。
最初、「緑の騎士は自分だった」って話かと思ったら違った。
fishmutton

fishmutton