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モカリック 修理工とボクの1日のkissenger800のレビュー・感想・評価

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全編ヨルバ語のユーフォリア(多幸感)あふれる作品で、俺たちがイメージする「理想のナイジェリア映画」みが凄い。
たとえばラゴスの大都市っぽさ/富裕層の「金持ち」っぽさは、世界が期待するアフリカ像からは異なるものなんですよ。思い込みを調整しながら「垣間見るアフリカ」がノリウッド映画の見方か、って思いかけていたところに、日本の民放テレビ局のディレクターの「それっぽい絵を撮って」ってオーダーでもあったのか、というぐらいにそれっぽいアフリカ映画で、相当驚きました。
過剰に観光客向けに堕することなく、ああこういうところ実際にあるんだろうな、って感想をもたらすぐらいには地に足がついていて、これは監督の腕ですわ。
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