Shu

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONEのShuのレビュー・感想・評価

3.5
「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」を観てきた。
IMFのエージェント、イーサンは全人類を脅かす兵器を追跡しぶっ壊すミッションに挑む。ぶっちゃけ今までとそんな変わらん話。やってることは最近のワイスピとそんな変わらなくなってるからさぁ大変ってな話(違ッ)
ワイスピとはもちろん違います。アクション映画でありながらイーサン・ハントの過去から現在までの人生の果てに待ち受ける運命を描く。深みが違う。多分。
当然例のジャンプシーンだけじゃなくアクション盛り盛りです。
映画が始まる冒頭にクリストファー・マッカリー監督とトムが「スクリーンで見るべき作品です」ってカメラ目線で言ってたけどもうスクリーンの前にいるから!って心の中で突っ込んだ。
レベッカ・ファーガソンは相変わらず美しい♪



以下ネタバレ含みます。



後半の列車アクションが先日観た「インディ・ジョーンズ 運命のダイヤル」とかぶってたのがちとツライ。そもそもいろんな映画で使われるアクションなんだがクオリティはハイレベル。
散々予告でやってた例のジャンプシーン、流れから見ると何もそんな高いとこから飛び移らんでもいいんじゃないの?と思ってしまったがトムがいいならまぁいいか。実際はベンジーが無理くりさせたんだが。でまさかの横から突っ込んでくるってw
縦に宙吊りの車両から落ちそうなシーンは観ていてキューッてなった。これまたよくあるっちゃあるアクションだがやっぱりハラハラしちゃうね。
あと綺麗な研ナオコがズルい。強敵な刺客ぶっておいて最後はトムを助けちゃうってツンデレにも程がある。つかちょっと安易?丁寧に振りまでされてまんま寝返るって。
今回のマクガフィンはまんま鍵。ふたつのキーを組み合わせると世界を支配できるAIのエンティティを制御できちゃう代物。金のキーと銀のキーだわ宝石みたいのついてるわ見た目のチープさにニヤニヤする。
アクション盛り盛りでしたがひとつひとつのアクションシーンが体感やや冗長に感じてシーンの途中でお腹いっぱいになったりした。アクションも程良い尺って大事だなと思いました。トムと一緒にアクションしてるグレース役の人めっちゃ大変。あのカーアクションとか実際にトムと一緒にクルマ乗ってガンガンぶつかってるように見えるけどボーンシリーズ以来ああ言う生々しいカーアクション多いがどうやって撮っているのか。クリーム色のフィアット500はやっぱり日本ウケを狙ったのかな。
とは言えアクションはハイクオリティ、全体的には中だるみもそんなになく期待通り楽しめたのは間違いないです。
後編のPART TWOも楽しみになりました。エンドロール後にPART TWOの予告を期待したけどまったくの無し。冒頭のトムのご挨拶はいらないから予告入れて欲しかったな。
Shu

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