みどり

ガンズ・アキンボのみどりのレビュー・感想・評価

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)
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2021/4/4

マイルズは日々ネット荒らしをすることでストレス発散していた
ある日いつものようにコメントを書き込んだ結果、
居場所を特定され眠らせられる
目覚めたら
両手に拳銃を固定されていた!?

街を舞台に殺し合いをさせるスキズムで
最初の殺し屋、ニックスと戦い
勝てれば解放すると言われる


ネット上では誰にも負けない自信がある
オタクの自分が突然殺し合いに参加するだなんて!
自分がしてしまったことを悔やむ…
いや、悔やんでも仕方がない

それでも自分のために
誰かのために
一歩ずつ歩み始める



拳銃を固定された両手は自由が利かず
ズボンもはけない
家のドアもまともに開けられない
スマホも触れない

あまりにも突然のことで受け入れられず
いつも当たり前のように使っている自分の手をそっと確認した
…大丈夫、拳銃は固定されていないぞ


ニックスから逃げる逃げる
でも足元はふかふかの動物のスリッパ
ズボンも履けないからちぐはぐな
なんともいえないへんてこ具合で
街を走り回る姿が個人的にドツボにはまりました


序盤がふっ、と笑えるので特に好きだけど
後半になるにつれて増えてゆくアクションは見もの


ベタではあるものの、
一瞬でも手を組むのって好きなんです
利害の一致という感じで



疲れていたので
わかりやすくスピーディーに進む本作はまさにタイミングよしという感じでした
あまりこういうタイプの映画は見ないのですが
彼が生き生きしていたのでよかったなあ
みどり

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