シロ

イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-のシロのネタバレレビュー・内容・結末

3.1

このレビューはネタバレを含みます

だだっ広い草むらから子供が助けを呼ぶ声がする。その声を聞きつけたある兄妹が助けに草むらに入るが、そこから出れなくなって…という話。結末はその草むらが先住民?の呪いが残った土地で、生贄を捧げる必要があり、草むらに入った人を迷い込ませていた。

特に、妊娠した妹のお腹にいる赤ちゃんの血が必要?で、何度もタイムループさせて、殺しまくって?、必要な栄養?を確保していた。また、草むらの中にある岩を触ると先住民の意識が乗り移って?、草むらに迷い込んだ人を殺していくことになる。

なかなか斬新な設定ではあったが、なぜ?と思う部分も多かったので、この点数。良かった点は妹の彼氏も助けに草むらの中に入るのだが、岩を触って先住民に意識を支配されそうになるも、迷い込んだ家族の子供だけは助け、これ以上ループが起こらないようにしたところは良かった。

悪かった点はループの途中で妹が自分の携帯に電話すると自分の電話に繋がるのだが、その時伝言で残すのは、兄に気をつけろ、という伝言。兄は確かに妹に異常な感情を持っていて、彼氏を殺そうとするが、結局兄も先住民に乗り移られた家族の父親に殺される。だから、助かるための情報はそこじゃないだろ、と思ってしまった。
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