ひろゆき

タイトル、拒絶のひろゆきのレビュー・感想・評価

タイトル、拒絶(2019年製作の映画)
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銀幕短評(#526)

「タイトル、拒絶」
2019年、日本。1時38分。

総合評価 9点。

以下、映画とおなじく感想文もR15+です、15歳未満はスルーしてください。

性風俗の映画。なかなかむずかしいですね、セックスのはなしは。基本として、愛の裏打ちのある無償のセックスと、市場での契約にもとづく有償セックスとがある。その境目もあるかもしれない。有償でありながら、恋愛感情のからんだものが。この辺の濃淡は多様でしょうね。ちょっとよくわかりません。

サービス提供者(つまり売り手)は、おとこの場合もあれば、おんなの場合もある。買い手も両性がいるので、契約としては2×2=4とおりが基本パターンとなる。さらに複数者を同時に嗜好する顧客(そちらも複数かもしれないが)もいるので、性的な(性別的な)組み合わせとしては、それよりも多く複雑なことが実際のところである。

売り手はもちろん顧客満足度の高いことが期待される。配送まちがいは許されない。クレームが生じた場合は原因を追究し、改善の努力が求められる。良客を引き留めようとし、新客を開拓しようとし、他店としのぎを削る。さらにはおなじ店の中でも、商品(というのは聞こえのわるい 例えの表現ですが)の品質、配備、競合など ミスマッチもまれではなく、経年による陳腐化もさけられない。

それにしても、あの姉妹の芝居、あのシーンは不毛で げんなりですね。そもそもこの映画、濡れ場(といっても通じないかもしれませんが セックスシーン)がどこまで迫真なものかと期待したのに、それこそ顧客満足度がゼロですよ。どんどん萎えますね。どこかというと、わたしのこころのことですが。“リピート”は もちろんやめておきます。圧倒的な脚本力の不足。幼稚園児みたいなおはなしですわ。

制服が好きなおとこは 幼児性が高い?? この言明を考証しだすと、スマホ画面をあと2スクロールくらい書くことを必要とするので、まあきょうはやめておきましょう。


以下、コメントがかなり長くなりました。
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