ざっく

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームのざっくのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます


「大いなる力には大いなる責任が伴う」

メイが言い残した言葉を体現するようにピーターパーカーはスパイダーマンとしての責任を果たすためにすべての人が自分の事を忘れるという手段を通じて世界を救った。すべての人のなかには無論最愛のMJやネッドも含まれ、忘れてしまったあとに複雑な説明を通して関係性を取り戻していく選択肢もあった。しかし、ピーターは彼女の額の傷をみて、彼女らを二度と危険にさらさないために、正体を明かすことをやめ、NY全体の親愛なる隣人として活動する道を選ぶのだった。

多少意訳もありますが、ホームシリーズ完結としていいラストでした。みんなでワイワイして終わるのがみたかったのもあるけどNY全体を人知れず守るピーターの成長や責任感が際立ったと思います。

あとはなんといってもやはり過去のヴィランやスパイダーマンの登場は鳥肌たちますね。ヴィランもほぼフルだし、実際のところ個人的には過去のスパイダーマンまでは出てこないんじゃないかと思ってましたし。こんなん20年近く初期から追ってるスパイダーマンファンは絶頂じゃないですか?

自分がスパイダーマンシリーズをリアルタイムで追いかけ出したのはアメイジングスパイダーマン2からなので、アメスパシリーズには特に思い入れがありますが、グウェンのシーンの回収やヴィランとの会話など過去のスパイダーマンの後悔みたいなものをすべて浄化してくれる内容だったと思います。
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