ざっく

ラストナイト・イン・ソーホーのざっくのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

楽しめたけどつっこみたくなるようなシーンもたくさんあったかなと言う作品。ちょっと期待値上げて行きすぎたかも。

序盤は最初の追体験などエロイーズのワクワク感と同じく楽しくなるような要素ばかりで鳥肌たつくらい楽しめました。

ただ不穏になっていく中盤以降はホラー要素を余計に足しすぎて私は置いてけぼりにされてしまいました。具体的にはゾンビみたいなおじさんゴーストが群れで出て来はじめた辺りからですかね。その辺はもうちょっとうまくできなかったかなあと思ってしまいます。

その他もエロイーズの力とやらが前提条件として出てくるのも何とか上映中はスルーしましたがどうなんだろうと。もうちょっと説明あっても良いのでは。

力で言うと最初の追体験に話は戻りますがそこもちょっと分かりにくかったなあと。「エロイーズ=サンディ」という解釈でみていたら、サンディは動いてるけど鏡の中のエリーは観てるだけとか。だから結局「エロイーズ≠サンディ」なのねと思って、学校のシーンになったらエロイーズにキスマーク付いてて結局どっちかわからなくなってしまいました。

なんかネガティブな感想ばかりになってきましたが、手掛けたのがベイビードライバーのエドガーライトということもあって選曲だったり音と映像の細かいシンクロなんかは見事でした。

あとトーマシンマッケンジーとアニャテイラージョイの2人の力は絶大ですね。特にアニャテイラーはカリスマ性ヤバい。個人的にトーマシンは黒髪の方が好きだなっていう気付きもありました。
ざっく

ざっく