ぉゅ

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームのぉゅのレビュー・感想・評価

3.5
2023年 鑑賞 23-208-51
金曜ロードショー(吹替) にて
マーベル・コミックの「スパイダーマン」をベースとし、前々作・前作に引き続きジョン・ワッツ監督による、ミステリオ(ジェイク・ギレンホールさん[アーカイブ映像])の策略で正体を明かされ、ミステリオ殺害の容疑をかけられたスパイダーマンことピーター・パーカー(トム・ホランドさん)は、ダメージ・コントロール局に拘束され、追い詰められたピーターは、かつて宇宙の命運をかけて共に戦ったドクター・ストレンジことスティーブン・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチさん)に助けを求めるMCUの27作目で、「スパイダーマン(MCU)シリーズ」の3作目となる作品。

ー この作品は続編なのか?お祭り作品なのか? ー
私MCUに疎い故、ジョン・ワッツ監督のスパイダーマンを観たことありません(だから先週分は2なので観てません)。サム・ライミ監督のスパイダーマン三部作が好きなので(マーク・ウェブ監督のアメスパの1は観ているが内容ほぼ覚えていない)観てみたいと思います。

賛多否少のレビューでこれを言うのは恥ずかしいですが...

MCUの世界でもスパイダーマンは顔を隠しているの?ソー始めキャプテン・マーベルやブラック・ウィドウや今作にも登場のドクター・ストレンジこも顔晒して出ているし、アイアンマンも正体がトニー・スタークだって晒していた(はず)と思うが、スパイダーマンは隠していたことに驚きだった。情報操作の恐怖を描いた作品。私が想像していたよりピーターは少年っぽい発想(言葉選ばず言うとガキっぽい性格) 特にドクター・ストレンジの魔法陣のシーンではそれが顕著に出ていた、サム・ライミ監督のスパイダーマンの世界から来たドクター・オクトパス(アルフレッド・モリーナさん)の登場とハイウェイでの戦闘とスパイダーマンにもあんなものが搭載されているの?、オクトパスの勘違いと「ピーターじゃない」、ナノマシンとスパイダーマンがオクトパスを操り始め... 、同じくサム・ライミ監督のスパイダーマンの世界からグリーン・ゴブリン(ウィレム・デフォーさん)が登場とドクター・ストレンジとマルチバース、マーク・ウェブ監督のスパイダーマンの世界からエレクトロ(ジェイミー・フォックスさん)登場と「僕は君のピーターじゃない」とサム・ライミ監督のスパイダーマンの世界からサンドマン(トーマス・ヘイデン・チャーチさん)の登場とサンドマン囮と電波塔倒し、別の世界と電気の味、マーク・ウェブ監督のスパイダーマンの世界からリザード(リス・エヴァンスさん)がなぜかいる(カット版だから仕方ないのか?)、グリーンゴブリンの再登場とデフォーさんの演技は彼の二重人格を表している、ん?どういうこと? 助ける? ドクター・ストレンジがド正論過ぎる、(ガキ過ぎ)ピーターの行動と幽体離脱とミラーディネイション、「試してみたい」、チップを...? はい?、しっぺ返しとグリーンゴブリンの人格の入れ替わりとピーター vs マルチバースのヴィランたち「人助けってのは返って仇になるんだ 後で俺に感謝するぞ」、「全部僕のせいだ」と「あなたは特別な子 パワーを持っている」、「ピーター・パーカーに会いたい」と素人だけど魔術?とピーター・パーカー/スパイダーマン[ピーター3](アンドリュー・ガーフィールドさん)& ピーター・パーカー/スパイダーマン[ピーター2](トビー・マグワイアさん)の登場とマルチバース/次元間移動、3人のスパイダーマン集結となんで知ってんねん!(カット版だからかなぁ)、解毒剤? うーん... 、クライマックスバトルと「君たち大好きだ」、黒人のスパイダーマンもきっといるという示唆、ピーター3があの人を助けたシーンはグッと来た!背景をより知っている人はよりだろうな、ピーターがゴブリンをボッコボコにとピーター2の行動に沁み沁み!も... 、「おばさんがあそこにいたのはお前のせいだぁ 攻撃したのは俺かもしれないがお前だよぉ うはははは... おばさんを殺したのはお前だぁ うはははは... 」とピーター1の行動、サンドマンは?(カット版だからなぁ)、ピーター1の決意と「さらば少年」、「いいんだ それが俺らだ」、スパイダーマン = ピーター・パーカーを忘れた世界とピーターの表情、偉大なる2人の死と引き継いで行くという決意と「大いなる力には 大いなる責任が伴う」

あくまで地上波のカット版だけを観ての感想
サム・ライミ監督のスパイダーマン三部作好きで観たが、ちょっと頭がついていけない。三部作のみの知識だけでは理解出来ない?またマーク・ウェブ監督のアメスパ好きで、2作品のみの知識では理解出来ない?ジョン・ワッツ監督のスパイダーマンの続編で、他のスパイダーマンの知識がない状態でも理解出来ない?なら、続編でやることではないし、スパイダーマンファンやMCUファン向けの作品なら地上波で放送すべきではないと思う。
チップや解毒剤を... の所 はぁ?って感じた。ジョン監督はちゃんと解釈した?私の記憶でも、ゴブリンやオクトパスはのエゴや焦りから手を伸ばし、怪物となり、スパイダーマンと戦い、自我を取り戻して散ったはず!オリキャス使って、直して、歴史変えて、元の世界に送り返すのは、サム・ライミ監督&マーク・ウェブ監督への冒涜じゃないのか?愛持って死なせたヴィランだったのを否定する作品になったのでは?オリキャス使う必要があったのか?
最後にマルチバースについて、今作から設定されたが、この方向性を決めるのがこの作品で良かったのか?以降のMCUの作品のマルチバースはこの方向性になるんですね?とも感じた作品だった!

「大いなる力には 大いなる責任が伴う」
ぉゅ

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