ハリ

ジャンゴ 繋がれざる者のハリのネタバレレビュー・内容・結末

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

賞金稼ぎであるシュルツが奴隷として売られていたジャンゴと出会い共に行動する。

元々は賞金首の情報の為にジャンゴと行動するが、類いまれなる才能を見込み賞金稼ぎのパートナーとして行動するようになる。最初は言葉も知らないし字もまともに読めないジャンゴだが、口が達者で世渡りが上手なシュルツの側に居ることによってどんどん賞金稼ぎ姿が様になっていく。

目的がジャンゴの妻の救出に変わってからは特に顕著に賞金稼ぎとしての才能が表れるようになる。黒人の奴隷商人であるカルビンはもっと狡猾で非道で目ざといキャラであってほしかったが、実際は短絡的で目先の事しか考えず頭もあまり良くない印象…。これは個人的には残念…。

最後のドンパチは中々迫力があったがそこまで必要かな?といった印象。シュルツを失なったジャンゴだがシュルツゆずりの口の巧さを存分に発揮し、勧善懲悪を達成したラストであった。

ジャンゴの衣装がブルーからワインレッドに変わったのは、殺人を繰り返すことによってジャンゴ自身が血にまみれてしまったという表れなのかな?
初仕事でお守り代わりに持っていた手配書が後半に本当にお守りとして役に立ったのはいい伏線だなと思った。
個人的評価:良作
ハリ

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