ほり本こう大

ジェントルメンのほり本こう大のレビュー・感想・評価

ジェントルメン(2019年製作の映画)
4.1
最早、クライムアクション群像劇というジャンルは、「ガイ・リッチー」と称してもよいと言わしめられる。

開始早々、衝撃的な展開に迎えられ、2人の会話を起点とし、飽くまでストーリーを語る、というていで過去の場面を説明する「ロック・ストック…」や「スナッチ」とはまた違った味の構成になっている。

当然、本作も今までの作品通りに、通常運転でバンバン伏線が張り巡らされ、思わず観返さずにはいられないミスリードの数々。
そして今回も待ってました、クライマックスの怒涛の展開!!!!!
あの終盤の絶望的なシーンで鳴り響く音響が、観客の気持ちを完璧に表現している。
そして、その音響が徐々に…なるにつれて…。