ラーヤと龍の王国のちののネタバレレビュー・内容・結末

モアナ以上にアドベンチャーパートに力が入っているというか、もはや一昔前のディズニー映画とは違うアクション映画と言って全く問題ない作品になっていてビックリでした。
戦えるプリンセスは今まで見てきましたけど、戦士でもあり姫でもあるようなプリンセスよりも戦士である方に重きを置いている主人公で戦闘シーン、アクションシーン、どちらも見応えがあり面白かったです。ラーヤを見ていると、なんとなくSWのレイを思い出してしまいました。
ストーリーは龍の石を集め始めてからは少し早く進んで行きますが、それでもキャラクターそれぞれの背景も伝わってくるし共感できるので、上手くまとめられていたと思いました。
(人は見た目と中身は一致しないをする為に赤ちゃん盗賊を出したのだと思いますが、個人的にあまり好きになれず。喋られないなら猿のままにしてしまっても良かったのではないかと。悪に染まらざるを得なかったのが、赤ん坊というのは少し残酷だと思えてしまいました)

ラーヤは過去の経験から人を簡単に信じられない人間になっていましたが、人を信じる力こそが何よりも強い力になると知りラストで過去酷い裏切りを受けたナマーリに龍の石を託してそれにより世界は救われるとなっていました。
正解だし、これが今の世の中で大切にしたい事なのだと分かってるんですが、そんな上手くいくか！！！っていうのが見ていて凄い感じてしまって。それまでの裏切りや、信用できない事がリアルなせいで「いや！！信じられんよ！！ゲーム・オブ・スローンズなら死んでるよ！！？？」と、無駄にモヤモヤしながら見てしまっていました。

それにしても、ナマーリの母親の彼女がどう見てもハウス・オブ・カードのクレア・アンダーウッドにしか見えなかったです。