高瀬とうや

カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇の高瀬とうやのネタバレレビュー・内容・結末

1.5

このレビューはネタバレを含みます

見てると頭がおかしくなりそうな映画。
登場人物の誰にも共感できないし、おかしくなってからは特に独裁色が激しくなる父親、ヒステリックに(仕事が仕事だから)「ネットが繋がらないと顧客に損をさせるわ!アンテナ直してよ!」と夫に叫ぶ妻、ヤク中の長男、怪しげな呪術?にハマってる中二病みたいな娘、空気な末っ子、頭おかしい隣人。
どないせえっちゅうねん。

ラブクラフト原作だから当然バッドエンドだし、見た後に何も残らない。
とにかく「不快」というだけ。

怪しげなトマトを食って「マズい!!!」と怒り狂って「スラムダーンク」とゴミ箱に投げ捨てるニコラスケイジが面白かったので+0.5点。

あ、犬と猫が死にます。
犬は明確に死亡シーンはないけれど、猫は変なクリーチャーになって死骸が警官によって回収されます。
もはや猫じゃないけど。

【ストーリーを忘れるであろう未来の自分用あらすじ】
田舎に引っ越してきた一家。
ある日、隕石が空から降ってきた。
それから家族に不可解な出来事が起きる。
料理中に自分の指を切断する母。
繋がらない電話。
怯えるペットたち。
井戸周辺に咲く怪しげな毒々しい花。
井戸に「誰かが居る」と言い、何者かと交信する末っ子。
奇形なトマト。
スライムのような水。
奇妙な姿に変貌するアルパカ。
家族たちも次第に正気を失い、井戸に飲み込まれたり、銃殺されたりして全滅する。
その後、彼らの棲んでいた場所はダムが建つ。
水の汚染を知っていた学者は「僕は水は飲まない」と言い、去っていく。
高瀬とうや

高瀬とうや