各人のタイムラインを巻き戻し横移動しながら転がり進んでいく脚本がさすがの華麗さ。
私はキャスト一人も知らなかったけど、中堅~名脇役(当時無名も?)とでも呼ぶべき皆さんの演技に全くたどたどしさがなくて、下手すりゃ金ローでやるような興行作品よりよっぽどノーストレスで楽しめる。
「実はこうだったんだよ」系は「だから何?」となりがちなんだけど、何と言っても、ある人の意外なみみっちい人間臭さが、このお話の満足度を一段上げていると思う。
僕の星と彼女の星の軌道が重なった一夜。心を開いていればまた巡ってくるかも?
ネタバレしたくないので以上!