木上

ゲンスブールと女たちの木上のレビュー・感想・評価

ゲンスブールと女たち(2010年製作の映画)
4.5
メロディアスな映画だった…!

セルジュゲンスブールを
よく知らなくても面白い映画だと思う
けれど知ってる情報が多いほど、
より楽しめるんだろうな…
いや、そんなことない、シャンソンが好きな人ならきっと気に入るはずの映画!

セルジュという人物について掘り下げるというわけでもなく、わりと人間関係の描写は視聴者をおいてけぼりにしてる(それは当時の周りの人達も同じなのだろう)

苦悩や皮肉をコミカルに演出するのが、なんかさすがはフランスといったところ

グレコやバルドー、バーキンとのイチャイチャには雰囲気があって、ゲンスブールの音楽があって、人生を謳歌するという言葉に相応しいというか…

「イニシャルBB」が流れた瞬間や
「ボニーとクライド」をゲンスブールとブリジットバルドーが作るシーンなんか、ゲンスブールにつづけてバルドーが「ボニー」と言った時はゾワっとした!(感動)
女優さんが似てて可愛い…
シャルロットも似てたなぁ…

あ~ホントにかっこいいよなぁゲンスブールは!
監督さんスゴい!
この映画のオープニングのアニメーションが始まって「Valse de Melody」が流れ出すところでもう引き込まれてた…
よく合ってたな
木上

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