ぬまつ

花束みたいな恋をしたのぬまつのレビュー・感想・評価

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
3.0
単純にありかすと付き合えるだけで羨ましい。

みんな盛り上がってるけど自分はその波に乗れなかったです😨
ちょっと気が合いすぎてて感情移入できなかったですね。
結論がわかってるから、そのあと何か最後に一波乱あるのかなと思ってたら、特に何もなく終わってしまって悲しかった。

作り自体はマリッジストーリーみたいにとても丁寧でよかったですけどね。ミイラ展やガスタンクとかの相手に合わせてあげる感とか。

夜の甲州街道沿いを好きな人と歩くのは憧れでしたね。自分大学時代は笹塚だったので。
しかし夜長すぎ。1時の終電逃して4人で飲んで2人で飲んで調布まで歩いてってしてたら冬でもとっくに明るくなってるでしょ。

役者は、戸田恵子、オダギリジョー、清原果耶など、無駄づかいでしょ。
押井守の前例があったんで、けっこう唐突に出てこられるもんだからオダさんも本人役での出演なのかなと思ってしまいました。


TOHOシネマズデーの日曜日だし夜でも人多かったですね。独りは肩身が狭かった。
しかしこの映画を若い仲良しカップルが観るのはいかがでしょうかね。そのあたりこの映画ちょっと罠ですよね。ボクはみんな別れちまえって思うタイプですが。
一番笑いが大きかったのは、4年を振り返って浮気の話が出て「ハハハハ😄…え?」のシーンでした。

映画できのこ帝国の活動休止を知るとは思いませんでした。
くろのすたしすとかはよく知らないけど、「金木犀の夜」が好きです。


Potential:ケミストリー演技賞(菅田将暉×有村架純)、切な賞(2部門)

他のユーザーの感想・評価

Ryuto

Ryutoの感想・評価

4.2
メッセージが多いけど花束ってそう言うことか〜って思った
なんか人生って、綺麗だな〜とも思った
人間ってすごいな〜とも思った
もう一回見たい
yui

yuiの感想・評価

4.7
はあ〜、これ観終わってすぐにお母さんに「なんで2人別れたんか分からんかったわ」言ったら「こんなん世間カップルのあるあるやで」言われた。ほんと?

出会った初めのお互いに惹かれ合って付き合って好きなものを共有し合う流れ好きだったなあ…。でもそれぞれに人生があって生活があって、好きなだけじゃ噛み合わなくなっちゃうの悲しい。「分けちゃダメなんだって、恋愛は」「恋愛は一人に一個ずつ」このセリフが真理!!人と人が付き合うって難しい、と恋愛経験ほぼ皆無のわたしが言うのも何だけど思ったよ 

勉強がてら原作すぐ買っちゃった、読む!
劇場2021-14 canal

坂元裕ニ脚本、土井裕泰監督作品
鬼滅を引き摺り下ろした作品という事で、このジャンルはほぼ観ないのだが、鑑賞してみることに。

こりゃ熱愛中の彼氏彼女が一緒にみちゃダメだね。

同じ趣味嗜好を持つ物同士が惹かれ合うのはある意味必然。この引力は通常のものより強いから、愛も一気に燃え上がる。とはいえ冷めるのも早いというのも定説。また生活を一つにするということは同じ空間でお互いが擦れ合う。互いが傷付け合うのか、樽の中で芋を洗うと皮が剥けるが如く真の中身が晒されるのか。

本作は麦くんと絹ちゃんのそれぞれの視点から一つの軸・事象を見つめて描いている。

時間が経過すればそのお互いの真の姿を目の当たりにし、想いも変化する事に気づく。考える。
この当たり前のこと、多くの人が経験したことを当世・超人気・実力派俳優を重ねることであらためて突きつけている。仕事に削られる様、愛が冷めていく過程を。

観た人は「あ〜あ〜あるある」とか「そうじゃないんだよ」「そんなこと言ったって・・・」とか思う。それで良いのだと思う。現在進行中の人も、過去の淡い(悲しい、苦い、切ない等々)思い出に浸る人にとっても。

本作の最も良かったのはラスト!まぁこんな事ないだろうけど、こうだったら幸せだろうなと思わせる。鬼滅を引き摺り下ろすのも頷ける。

とはいえ、ここまで偶然や趣味嗜好の一致ってあり得るのであろうか?(^^)まぁ良しとしておきましょう。絹ちゃんのご両親、岩松了さん、戸田恵子さん、さばけてて良かった!
a

aの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

別れたあと、まだ一緒に住んでたシーンもその後もさっぱり明るくて、別れても暗くないいい恋愛だったんだな〜て感じだった
予告でお互い結婚式終わったら別れるって言ってるの見て、菅田将暉が引き下がって結婚しようよって言ってるのと、自分たちが21のときにきのこ帝国だったのが4年後、知らない子たちは羊文学になって自分たちを重ねてるとこ、まじでオオ、、てなった
オダギリジョーはエッチすぎ
エンドロールでフレンズ流れてたの知って、劇中で分からなかったの悔やまれる
5人のオーサムがみれてよかった
菅田将暉の今カノ、見覚えある!て思ったらやっぱり萩原みのりさんだった!
勿忘流れないって聞いてたけどそれ以外の曲いっぱい流れたしカラオケでも歌っててオーサム🥲てなった
いい話だった。

終わった後に、悲しみが尾をひかない心地よさ。いい話だったね、で終われる気持ちよさ。
よねだ

よねだの感想・評価

4.0
舐めてた。めちゃ良かった。
キャストとかタイトルで、勝手にウケ狙いの映画って決めつけてたけど、実際はすごく良かった。

本の話はわからなかったけど、音楽とかの話はすごくわかるーーってなったし、あのクロノスタシスを再現しちゃうことも身に覚えがありすぎる。
サブカルチャーを上手く使った映画だった。

いい映画の話でショーシャンクが挙がるとゲンナリする。ワンオクを"聴ける"という。自分が"サブカル族"だと認識して他を見下す。"好きなこと"を仕事にしようとする。その感じ…、くそぉ…。

にしても会話がリアルで…。5年も付き合ったらああなるのかな。
山田

山田の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2人の出会ったきっかけは運命的だな〜と思ったけど場を作った奴らはその2人が苦手な人だったり、お金もやりたいことをやれているのは親の方だったり、と苦手な人たちの方が上手くいく生き方してて皮肉かな?と思った笑
出会いの経緯やすれ違う心情が2人の視点から、見れるようになっていて丁寧に出会いと別れが見れたからとてもよかった。
次の恋愛もある2人だから良い作品になったんだと思う。
Kanako

Kanakoの感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

日常が丁寧に、こだわり強く描かれている坂本さんの作品がやっぱり好き。
むぎくんときぬちゃんの宝物みたいな日常が画面に溢れてたな〜。きっと、宝物みたいに素敵すぎる恋愛だったから、冷めてしまったときに、妥協したくなかったんだろうなぁ。別の人同士だったら、もっと下まで下げていいハードルが、2人だったから上がっちゃったんだろうな。個人的に、会社が忙しくなったときにむぎくんが言った「パズドラぐらいしかできないんだよ」が刺さった。一番泣きそうになった。
てん

てんの感想・評価

4.4

このレビューはネタバレを含みます

観てよかった、あまりにもリアルで苦しかった
別れてからの2人が幸せそうで、すごく泣きたくなった。2020年に再会した時、決して振り返らずに手を振るのがグッときた
これから、こんな恋愛できるかな、自分が結婚したいと思える人と出会えるかな、自分が今好きなもの4年後も好きでいられるかな
chi

chiの感想・評価

4.6
坂元裕二が2時間スゲー綺麗にさっぱりまとめた恋愛映画。

花束みたいな恋をした。のした。ってのがスゲー大事な気がする。
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