大きな出来事は起こらない、でも心の機微を描く映画が好きなんだな…絶対好きってわかってたけど、思った通り好きだった~~
ホアキンの繊細さと危うさのある演技がとても好き。子役の彼の演技がピカイチ。そして、ホアキン自身が行ったというアメリカ各地の子どもたちへのインタビューも素晴らしかったなあ。
ドキュメンタリーとフィクションが織り混ざっていて、より私たちに物語を生々しく身近なものへと感じさせてくれる。とてもポエティックな映画だ!
残念なのは、ピックアップされたアメリカの各地域がきっと意味ある地域なんだろうけど、その歴史的背景や現在の社会問題を知らないこと…
白黒だと余計なものに目移りせず観れるね。白黒でも世界はとても鮮やかでキラキラと輝いていて美しい。この映画は音もすごく良くて、ビーチやお祭りのシーンが印象的だった。映画館で観たらもっと臨場感があったんだろうな。
引用される言葉がどれも素晴らしくて、またこの先何度も見返すと思う。
この夜のことを忘れちゃうんでしょう?っていうやり取りにグッときてしまった。忘れないでいてほしいね…
子どもたちの未来が明るく輝くものでありますように。大丈夫じゃない時に、大丈夫じゃない! と言える環境がありますように。