前シリーズと比べるとアントマン『らしさ』は、落ち着いてしまった印象。ミクロ視点とか縮小アクションが好きだったんだけどな…
ぶっちゃけ主役アントマンじゃなくていい汎用素材物語感なんですよねコレ。
だけどエンディングに至るまでの流れが美しすぎて許せちゃう！！
家族の絆！！親子の関係回復！ヒーローとしての生き方再確認！！！みたいな汎用素材が山盛りだったのにふつうに楽しめたのすごい！！おもろ！！！
そして、汎用物語＝ド王道なストーリーなのでわかりやすい！
子持ちバツ持ちアベンジャーズのスコットが主役になることで真面目さ、ギャグ、感動の感情のバランスがめちゃくちゃ良くなり、汎用物語の上に超上手くエモーショナルに書き出されている感じ。
誰でも作れる家庭料理だけど、絶対に真似できないお店の味というかなんというか。
フェーズ4の不安定さが嘘のよう。インフィニティサーガ絶頂期のようなワクワクを、フェーズ５のドアタマの本作に仕込んできた！
それがアントマンシリーズだっていうのがかなり嬉しい。一本の映画として本作を『次のアベンジャーズの前日譚』に収まらずきちんと一区切りつけてくれたのも嬉しい。
まぁ〜〜〜ただ神聖時間軸とか変異体とかDisney＋入ってないと全然わからんよね！って話の流れが多すぎて、作品というよりこれからのMCUの今後の展開方法が気になりますね…
