はな

アントマン&ワスプ:クアントマニアのはなのレビュー・感想・評価

3.5
このシリーズは、一作目のような日常の中で小さいヒーローが動き回るのが面白いのであって、ドラえもんじゃないけど、「すこし不思議」のSFを体現してるような演出がこの映画の特徴なのだと思ってた。
機関車トーマスの上で死闘が繰り広げられるミスマッチ感が滑稽でありシリアスであり、絶妙なバランスを生んでたと思う。

この「クアントマニア」は、完全に異世界が舞台になってしまって、こうなるともはや常識が通じないし、アントマンが大きかろうが小さかろうが、大した意味がなくなってしまう。 映画としてつまらなかったというわけじゃないけど、観たかったものとは少し違ったかな〜という残念感は残った。
はな

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