おかみにゃん

藁にもすがる獣たちのおかみにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

7/29

 多額の借金を残し失踪したヨンヒ、そのヨンヒが残していった借金の取り立てに追われる恋人のテヨン、借金のため家庭が崩壊し夫からの暴力を受けるミラン、事業に失敗し認知症の母を抱えアルバイトで生計を立てるジュンマン。ある日、ジュンマンは職場のロッカーに忘れ物のバッグを発見する。その中には、10億ウォンもの大金が入っていた。
己の欲望剥き出しで、その10億ウォンを獣たちが奪い合う。

チョン・ドヨン、チョン・ウソン、ユン・ヨジョンの大スターに、韓国名バイプレーヤー出演の贅沢なキャスティングの映画。
結局最後は、ジェンマンの母を演じるユン・ジョヨンの言葉に集約されたということ。
「生きているだけでいい」「五体満足ならばやり直しができる」