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ハイウェイの彼方にのhoteltokyoのレビュー・感想・評価

ハイウェイの彼方に(2019年製作の映画)
4.0
カリフォルニアの三振即アウト法という謎の刑により、マリファナを所持しただけで20年以上刑務を全うしたラッセルことラス。やっと出所するも町の変化や、情報の速さに戸惑う日々。ある日、バイト先のバーガーショップのゴミ捨場で幼い赤子の鳴き声を聞く・・的な物語。

そしてそのまま赤子を育てるため、先行きが見えないハイウェイをただ疾走する・・と思っていたら大間違い。この事がきっかけで自分自身を見つめ直す旅に出て、目的地の場所で、自分が知らなかったら親の側面に出会う話であった。ラスが真面目で良いやつすぎて、それも周りが感じ取り、次第に心を打たれていく。

昔「天才タケシの元気がでるテレビ」でエンペラー吉田と呼ばれたおじいちゃんが「有名でなくても真っ直ぐ生きる」という格言を残していたがまさにそれ。ラスがこの赤ちゃんのために残していったものは必見。
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