冒頭の説明、古代遺跡発掘から、フードを被ったザ・ロック登場でイマイチ胸掴まれずラストまで見た。
JSAという戦隊シリーズみたいな連中とか、架空国家での圧政と市民の蜂起等色々面白みを詰めてるんだろうが全要素散ってる印象。
端から端まで疑問しかない久々の映画体験。
少年のキックボードや、自宅からの脱出方法など、ワクワクさせる要素はあるんだけどそれが母親やアダムなどの保護者に目撃されて意表を突くような展開にならないので爽快になり切らないのが残念。
「ジャングルクルーズ」の酒を船の燃料にする格好良さに匹敵するものが何もない。
ザ・ロックプロデュース映画としても、敢えてアクロバットなアクションをエミリー・ブラントに譲り、己は後半脇に回るという、裏方を志向したプロデュースが光った「ジャングルクルーズ」の後にヴィン・ディーゼル的な俺様映画になっているのも発想が後退してる気がする。
