荒削りなものの、世界観は悪くなかったのでは。展開は読めるものの、何となく表現としては少しずらしてくれる感じで、最後までしっかり集中して見れた。
ロシア産ホラーということで最初から期待していなかったので、それが功を奏したのかもしれない。
登場人物みんな怖がるものの結局、全員無傷で生還なんてパターンだけは本当に見たくなかったので、ある程度は期待に応えてくれたと思う。全然、もっと強めでもよかったが。
特筆すべきは、やはりパッケージのビジュアルだろう。これを見て、危険な匂いを感じつつも、気になって見てしまった人もそれなりにいるはず。構図に小物、色使いなど、近年稀に見る出来栄え。Tシャツやパーカーにプリントしてもめちゃくちゃオシャレだと思う。
最後のオチはどういう意味だろう。何となく分かるが、具体的なセリフとして、どんなふうに願いをしたのか、気になる。